電話が来ないのは ~手3本と一緒にiPadを演奏~
avex主催のiphone,ipadコンテストの決勝大会に出演しました。
大会場所はニコファーレ。
ロボットと一緒に演奏するものを作りたかったのと、
ロボットが機械を操作するというシュールなものを作りたかったところから着想を得ました。
ipadに反応する手を3台作り、音楽と同期しながら演奏する形態。
審査員は小室哲哉、テリー伊藤、misono、VERBAL。
2013/03/25
コンセプト
現代において、自動で機械が演奏するものは古くからあるオルゴールや自動演奏のピアノなどがたくさんのモノが存在します。
特に最近なんかじゃ機械がバンド演奏するなんていうトンデモなものまで出てきたり機械が生楽器を演奏するのは当たり前のように進化していきました。
こういった「機械が生楽器を演奏する」という行為は人間の代わりにいかに人間らしく演奏させるかというところが目標なのかもしれないと感じました。
では、「機械が機械を演奏する」という行為を見たときどう映るのでしょうか?
もしかしたら、ロボットがコンピュータのキーボードを打ってるようなシュールな絵になるのではないか?と思い、iPadを機械が演奏するというモノを作ろうと作業にとりかかりました。
制御させるのに一番大事なのはリズムやタイミングに合わせて手が動くということ。(ちなみに機械制御はArduinoというデバイスを通して、Max6というアプリケーションでシーケンスのタイミングをとってます)
下は制作した手を動作確認している様子
結果は、大きな失敗もせずうまくいきました。ただ、一つの手につき一音しか鳴らせないというちょっと単純すぎる結果にはなっちゃったかなと反省も。
あと、歌はちゃんと練習しておくべきでしたw